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zoom RSS すべては運動会のために!

<<   作成日時 : 2008/10/12 15:38   >>

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今日は息子の運動会!
年長組なので、今年にで二年目です。

昨年は、幼稚園もあれこれ内部改革があったらしく、ずいぶん大変なことも多かったのですが、今年はある程度落ち着いたことと、私たちも二年目であることもあり、だいぶ余裕ももって挑めました。

座席はあらかじめクジで決まっており、席取りに一時間も費やす必要もありませんし、なかなか見やすい位置をキープできていました。クジを引いたのは息子なので、息子に感謝です。
もっとも、およそ三時間に及ぶ運動会を娘(三歳)が静観できるはずはありません。あらかじめ幼稚園のウサギを見せに行ったり、走り回せたりと気を紛らわせておきます。

そして、まずは入場行進。息子は自分の組の旗をもって行進らしいです。まずは先頭を大きな垂れ幕(?)を持った子供たちが行きます。息子の組はそのすぐ後ろです。先頭の子が持っている旗を目印にシャッターを合わせると……。
「あれ? 息子じゃない」
レンズの向こうの見知らぬ少年に困惑していると奧さんが――

「あ、息子だ」

カメラから目を離し、奧さんが指さす先を目で追うと、垂れ幕を引っ張る少年たち。その中に息子の姿が……。
――ああ……、うん。確かに、垂れ幕は旗みたいだよね。

シャッターチャンスを逃がしました。

その後、開会の挨拶などが続き、年少組、年中組の種目と種目が始まります。息子の学年は、綱引きや玉入れ、あとはボールを使ったリレーなどをやり、去年よりもだいぶさまになっていることに安堵。
そう、それで息子は可愛らしかったのですが、問題は彼の機動力がカメラの性能を凌駕してしまっていたことです。

――速い……!

息子の姿をレンズに捉えるだけでも至難の業です。それに加え、シャッターボタンを押してから実際にシャッターが切れるまでが異常に長い。デジカメの性能が悪いのか、それとも息子の機動力が高すぎるのか、ともかくカメラに収めることができません。

そんな息子を補足できないまま、数種目が過ぎます。苦い敗北の味を噛みしめていると、次の種目はパラバルーン(クラス全員で大きなビニールを拡げ、それを風船のようにしてあれこれ見せる種目)です。
――これなら、動くことはないしシャッターに収められる。
そう、思った時でしたる

「トイレいきたいー!」(娘)

――お、おのれえええぇぇぇぇええっ!
女性トイレは混んでいるのが分かりきっているため、奧さんにカメラを託し、娘を連れてトイレに疾駆。
……まあ、そこでいろんな惨劇があったわけですが、こんなところで触れる必要もないでしょう。

いろいろな障害を乗り越えて、観客席に戻るとパラバルーンはすでに終わるところでした。
見れなかった……。
がっくりと膝をつきつつも、奧さんに託したカメラが息子の勇姿を捉えていることを期待して問いかけると――

「え? 撮れなかったよ?」
あ、うん。そうだよね……。
悲しくてホロホロ涙を流していると、親子競技の順番がやってきます。こちらは奧さんが出ることになっていたので私は再びカメラに集中。種目は障害物競走。これなら動きも遅いはず!
そう睨んでカメラを構えたわけですが…………。

――そうか! 走ってる人間を撮ること自体が不可能なんだ!

やっぱり撮れませんでした。
その後は保護者競技(父、母用の種目です)。奧さんは綱引き。そのために軍手と登山靴という特殊兵装。実は去年は敗北をきっしているため、奧さんも気合いの入り方が違います。
やがて息子の学年の保護者が呼ばれ、奧さんが戦地に挑みます。とてもシャッターに収めやすい位置です。先ほどまでのお返しのようにシャッターを切り続けます。それが間違っていることだとはあとで気づきました。

それからカメラを向けたまま綱を握る奧さんを娘とともに応援します。
すると隣に座っていたおばさんが、奧さんのチーム指して言います。
「あっちの方が人数が多いからね。勝つに決まってるよ」

やかましい。距離から生じる目の錯覚だ。あらかじめ人数数えて合わせてあります。

それから開始の合図とともに綱が引かれます。
「お母さん頑張れ〜!」
娘も一生懸命応援します。
ピンと綱が張り、力が均衡したのも付かぬ間。中心点の赤いリボンがじわじわ動き始めます。負けている方は必死で綱を引きますが、一度勢いづいた相手を止めることはできません。
そして、決着を下す旗が倒れます。

「お母さん勝った〜!」

勝ったのは奧さんのチームでした。
娘も大喜びです。三歳児でも、やはり勝ち負けというものは理解できるようです。二人で喜んでいると隣の中年(♀)が……。
「ほらね。人数が違うんだから当たり前さ」
さっきからガタガタやかましい。じゃあ、進行係に文句を言ってこい!

などなど言っている間に、プログラムも最後から二番目。保護者種目(父用)のリレー。
私は去年このリレーで二回走っています。しかも二回目はアンカーでした。健闘はしたつもりですが、あえなく敗れました(亀山登美子:著「ママの生活」に詳しいエピソードが載ってます)。
そして、今年もリレーに出ることになったのですが、自分がバトンを渡す相手の顔を確認してみると……。

――あれ? この人、去年のアンカーの人じゃ……。

つまり、去年のリレーで私が敗れた相手です。どうやらお子さんは息子と同じクラスのようです。
これがいわゆる、強敵と書いて友と呼ぶ?
しかも、そちらのお父様は果敢にも、アンカーの人を見つけるとスッと立ち上がります。
「アンカーは、私がやります」
なんてことでしょう。私は彼のリレーに対する情熱を見誤っていたようです。誇らしげにアンカーの帯を受け取る彼の背中に、私はラオウのオーラを見たような気がします。
なにやら奇妙な縁を感じながらも、私は二番目の走者です。そして当然のように今年も二回走ることになりました。
一番目は幼稚園の先生方が走り、そのバトンを私が受け取ることになります。
先生方の速度は同じくらいらしく、ほぼ団子状態でバトンを渡されます。

――肉体労働職の父を舐めるな!

自慢ではありませんが、足は速いほうです。
走者は私も含めて三人いるわけですが、残り二人を瞬時に抜き去り駆け抜けます。
「ふはははははっ!」
と高笑いを上げつつ(冗談ですよ?念のために)走っていると……

幼稚園のグランドは当然ながら園児に合わせて造られている。つまり、カーブの径が恐ろしく小さい。
ズルッ――と、足下に嫌な感触。そして――

すっ転びました

こ、こんなバカなああぁぁぁぁあっ?
あっという間にビリです。
幸い、すぐに立ち上がれたのでそれほど差はついていませんでした。その後、他のお父様方の健闘もあり、なんとか順位を奪還。私が二回目に受け取ったときにはまた団子状態でした。
――今度こそ転んでなるものか!
なんとか一位をキープしつつバトンを渡すことに成功。
その後、首位は奪われることなくラオウ様・・・・・・もとい、アンカーのお父様の手に。

そして、今年は優勝することができました(なんの?)。

座席に戻ると娘が――

「お父さん頑張ったよ!」
なにやらじんわり来ました。

そんなこんなで運動会も最後の種目。
全園児による沖縄風(なんでだろう)の踊りです。
息子も私たちの位置を意識しているらしく、今度はシャッターに納めやすい位置にちょことちょこやってきてくれます。
今までのお返しだと言わんばかりにシャッターを切ります。そんなカメラの目線を幼稚園のカメラマンがふさぎます。

「どかんか貴様っ!」(私)

「恥ずかしいから止めようね?」(奥さん)

そして閉会式。
息子も運動会は楽しかったようです。私は少年時代には運動会なんてどうやって休もうかと真剣に考えていたくらいなので、もはや感動すら覚えました。

そして、家に帰ってきたわけですが・・・・・・。

――腰が痛い! 
転んだときに変な打ち方したようです。
だけど明日は仕事です。
あと、原稿も・・・・・・。
そんな日曜日でした。
発売日まであと六日!


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
一度転んでも団子状態なんて足が速いですね、二度目は汚名返上の快速、去年の悔しさをはらす首位でのゴール!
写真は……お疲れさまでした、来年頑張りましょう、今度は二回とも写真を撮れますよーに。
発売まであと一週間
enzeru
2008/10/13 06:20
子供の運動会になると、やはり親は馬鹿になるようです。
ちなみにラオウ様のお子さんは可愛らしい娘さんでした。リレーでの気合いの入り方も納得です。
teshima
2008/10/13 18:59

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