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<<   作成日時 : 2009/09/14 19:19   >>

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先日、富士見書房刊行の某怖い話を読んだら、しばらく一人で暗い部屋に行くのが怖くなりました。
そのまま寝ると怖い夢見そうなので、生徒会の六花などを読んでいましたら、今度は時刻が午前一時に突入しておりまして、睡眠不足になりました。

なにが言いたいのかと言いますと、今日、職場でとても奇妙な体験をしました。

私の職場は、少々一般には馴染みの薄い道具を作っています。部品と言った方がニュアンスは近いかもしれません。直径で3p程度の品物で、タイヤのような円形をしています。
いわゆる工業用ダイアモンドの加工なのですが、私はその最終工程を担当しております。……最終皇帝というと、ロマサガ2を思い出しますね。

コンマ1ミクロの精度が要求される精密作業なのですが、私が失敗するとそれまでの工程の方々がもう一度苦労しなければならず、会社としても損害になります。
つまり、いろいろと責任重大な位置だということです。

だというのに、そこで恐ろしい事件が起こったのです。


そのとき、私は加工し終わった品物のチェックをしていました。パッサメーターという機械で一万分の1ミリメートルまで測定するのです。その作業の途中で、私は品物の一つを取り落としてしまいました。
小さい上に丸いですから、落とすと転がってすぐ見失ってしまいます。
私はすぐさま拾おうとしたのですが……

私:「消えた……?」

椅子の下に転がったところまでは見えたというのに、その先に品物はありませんでした。
落とした品物を見失うことはよくあることです。当然、そういったときどこに転がるかも見当がつきます。
そう、すぐに見つかるはずだったのです。

だというのに、いくら捜しても、品物は出てきませんでした。

機械の隙間や物陰など、ホコリと油まみれになってあちこち捜します。同僚も手伝ったりしてくれたのですが、どういうわけかあったく見つかりません。
そうするうちに10分が経ち、20分が経ち、とうとう30分が経過しました。
もう、捜せるような場所などどこにもありません。
責任問題もそうですが、ここまで来ると逆に怖くなります。ただでさえ、うちの職場には事故で亡くなった作業員の亡霊が出るとかいう面白いうわさ話など一切存在しないというのに……!(あったら面白いのに)

そんな感じで、半ばパニックを起こしたときでした。
たまたま近くにいた同僚Yにこの恐ろしい事件のことを打ち明けると……

Y:「手島さん。あれじゃないんスか?」

私:「へ? どれ?」

Y:「いやほら、あれですよ」

Y君の指さす先へ行ってみると、大分近付いてからようやくそれ≠視認できました。
なるほど確かに、品物が落ちていました。

どういうわけか、床のど真ん中でした。

物陰ですらありません。
しかも、思いっきり人が通る位置です。

……どうして見えなかったんだろう?
確かに床のコンクリートと品物はよく似た色をしているのですが、それにしたって、普通、誰か気づくでしょう?
いっしょに捜してくれた同僚にも見えていませんでした。

これはきっと、異次元に迷い込んでいたのです。
品物も品物なりに自分の人生に疑問を抱き、壮大な旅に出ていたに違いありません。その先でかつてヨーロッパを死の混沌に陥れたPのドブネズミ≠たりと壮絶なバトルを繰り広げ(以下略)


……長々と駄文、すみませんでした。
つまり、週明け早々、ちょっと疲れていたようです。
睡眠時間は、きちんと取らないと些細なミスを起こして良くありませんね?


あと拍手回答です。

>先取りをしたようなコメントすいません。
>マルクの五巻は本当に楽しみですよ。アイシャよ今度はどんなハプニングを起こしてくれるのか。 by オキフミ

ええっと、四巻で少なかった分、五巻六巻ではかなり目立っていると思います。……ええ。嘘はついていないはず。

> も〜いーくつ寝るとー
>はーつばーいーび〜
>削除部分が気になりますね……
>追伸
>たまにはマルクにもおいしい思いをさせてあげてください。不憫でなりません。 by しぇろ
> あ、やっぱり不幸なままで。
>きっと、おいしい思いしたら死亡フラグに……。 by しぇろ

削除部分は五日後までお楽しみに!
あう、でも確かにマルクは幸せになったらなにか落とし穴がありそうです。
誰か女の子とくっつこうものなら、本当に死にかねませんね……。
………………私のせいですか?
物語というものは、作者の意図のみで完成されるわけではありません。物語は生き物です。それ自体がいくつもの歯車、そして必然と偶然を内包しており、それゆえ命があったりなんやら(中略)だからして、気がついたらこうなっていたのです。
私は無実だと思います。

それでは、こんなところで

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
今日の日記は恐怖ですね。私は怪談とか好きですので『ちょい恐』を購入し読みました。
夜、本を読み終えた感想
「……普通に恐くなるのは気のせいかな?」っという感想になりました。
数多くの恐怖小説を読みましたが『ちょい恐』は不思議な恐怖に包まれました。
オキフミ
2009/09/14 21:04
とんでもない精度ですね。
サンダーなどに付くようなディスク状のものですか?
30mmとなると見かけたこと無いので精密な加工をするものに付くのでしょう。

そういえば現在Web拍手が障害発生中みたいです。
大元のサイトが開かないのでよっぽどのトラブルかメンテナンスでもしてるんでしょうか?
復旧したら送られてきたデータがなくなっていないか確認したほうが良いかもしれません。

P.S.マルクは幸せになれない体質なんだと思います。
ノブ
2009/09/15 20:31
>オキフミさん
はい。「ちょい怖」は最近のホラーの中では軍を抜いてるとおもいました。
同じ富士見でしたら「麗しのシャーロットに捧ぐ」あたりが良かったです。

>ノブさん
ドーナツ上のもので、穴の中に材料を通すと線材にできるという道具です。主な用途は釘やネジ、電線等の加工らしいです。
web拍手の方は、幸い私が覗いたときには問題ありませんでした。
teshima
2009/09/17 19:49

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飛べない蝶と空の鯱T
〜蒼の彼方より、最果てへ〜
5月17日発売予定
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かくて滅びた幻想楽園
5月18日発売予定

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